golddigging

お宝話、いつの時代も棚ぼた話には・・・、もとい、歴史を感じさせる話には、ロマンを感じさせますよねぇ。日本では「徳川埋蔵金」、「M資金」などが有名ですが、東南アジアでは「山下財宝」がたびたび騒がれています。歴史的事実に基づくものもあれば、憶測なものもあります。いずれにせよ、一攫千金を夢見る人をワクワクさせるものには違いありません。

そんななか今、世界の注目を集めているのがナチスの埋蔵金です。

昨年頃から話題になっていたのが、ソビエト連邦の侵攻が激しくなった頃に隠されたナチスの財宝なんです。金や宝石を詰め込んだ貨物列車を極秘に出国させ、トンネル内部に配置して出入り口を塞いだ、というのです・・・。そして今、ポーランドとチェコスロバキアの国境に位置する、ヴァウブジフという旧炭鉱町に注目が集まっているんです。

歴史学者、地質学者は否定的な見解を示していますが、ナチス埋蔵金貨物列車がある、と主張し続けているチェコスロバキア人とドイツ人の発掘チームが動き出したんです。投入資金は自ら捻出した4万USドル・・・。

これを受けて世界ユダヤ人会議(ユダヤ人団体)は発掘されたものは、かつてのユダヤ人所有者に返還されるべき、との声明を発表。チェコスロバキアの法律では発掘されたものは国に帰属し、発掘者には発掘物の価値10%の権利を得る、とのことです。

いやはや、どういう結果になるのか興味津々ですが、ひとつ確実なことがあります。それは金の価格は上下こそしますが、いつの時代も財産的価値を有している、という歴史的事実です。

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