(※)画像は、YouTube動画「金箔ができるまで」(記事末尾にURL)より。
平成29年4月から消費税がいよいよ10%に上がりますね。社会保障財源確保のため、と財務省は主張していますが、果たして日本経済にとって果たしてプラスになるのか、マイナスになるのか・・・。
もとい。
そんな消費税ですが今、話題になっているのが軽減税率です。消費税は10%に引き上げるけれども、生活に直結している人の食用(レストランなど飲食設備があるものは適用外)、飲用品(酒や医薬部外品を除く)の消費税を8%で“勘弁”してくれる、という特例です。つい先日、国税庁消費税軽減税率対応室が発行した「消費税の軽減税率に関するQ&A(個別事例偏)」が、国税庁のホームページで公開されました。
例えば飲用、食用に供される氷は軽減税率対象ですが、保冷用の氷は軽減税率対象となりません。冷凍マグロの輸入は人に供されるものは軽減税率対象、飼料用に加工されるものは軽減税率対象外、となります。重要なのは人の口に入るのか否か、です(飲食店外が条件)。
軽減税税率の趣旨は庶民の台所事情を圧迫しないこと、なのでしょう。ちょっと苦笑してしまったのは、高級料理に供されることが多い金箔の取り扱いです。一般家庭で金箔を使う機会って少ないとは思いますが、食用であるかぎりは軽減税率の対象となるんです。なので、金箔を家庭で召し上がっている方には朗報ですね!
「消費税の軽減税率に関するQ&A(個別事例偏)」なかなか面白いので、皆さんも一読されてみてはいかがでしょうか?