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米国貨幣商協会が、アメリカにおける金貨や銀貨などの市場において、ある懸念を表明しています。昨日、弊社の金の現物取引量が急増していることをお伝えしたばかりですが、経済情勢の不透明感からプレシャスメタルへの投資が活発化しているんです。イギリスのEU離脱前から消費者にとって手っ取り早い金貨、銀貨への需要の高まりが顕著でした。

中国の大手通販サイト、アリババのようなところからレプリカの金貨や銀貨を大量に仕入れ、魅力的な価格をつけてネット通販する、と至ってシンプルな“ビジネスモデル”です。面倒なのは最近のレプリカ・・・、よく出来ているんですって。タングステンを用いることで金との重量さを縮め、記念硬貨の場合は箱もしっかりコピーしてバーコードまで配されているそうです。もちろん、ダミーですけど・・・。

分散投資の一環としてプレシャスメタルは当然、目を向けるべき分野です。特に弊社が取り扱うような金現物はやっぱり安全資産であることが、今回のイギリスEU離脱で浮彫になりました。金貨も銀貨も安全資産として捉えていいと思います。でも、せっかく安全資産として購入するんですから・・・、eBayとかCraigslistはやめておいたほうが得策かもしれません。安物買いの銭失い・・・、嫌ですよね。

米国貨幣商協会からの警告

中国のレプリカ金貨工場